鍼灸治療ってどんな治療ですか?

暖かい日が続いています。
こんな時期は、寒暖差の影響で自律神経が乱れたことによる不定愁訴の患者さんが増えがちです。が、鈴鹿で開業してもうすぐ6年…この地域の方々の傾向に気がつきました笑。

ウォーキングをしている人が増える
田んぼで作業している人が増える
自転車でお出かけしている人が増える
草取り、花壇を触っている人が増える

冬の間は、サッパリ見かけなかった人影が増える増える(*´▽`*)。たぶん、外で活動する時間が長くなっているんでしょうね。特に驚かされるのは、ウォーキング人口の多いこと!65歳以上の殆どが歩いているのではないかと思っています ← 言い過ぎ??

そんな話で外来は盛り上がっているのですが、それはさておき…

今更ではありますが、鍼灸治療は膝や肩、腰など運動器疾患の痛みに対して大変効果があり、実際に科学的にも証明されています。(参考)特に、私自身が実際に治療していて「鍼灸すごいなー」と思うのは「痛い場所」に鍼やお灸をするだけで痛みが消失すること。治療をする上で、非常に重要だと思っているのは病態の把握といって、何故痛みが出ているのか、何が原因なのかということを把握することです。原因がわからなければどうやって治療をしたらいいのかもわからないからです。が、膝痛や腰痛などの痛みの治療の場合、痛いところに鍼やお灸をするだけで治ってしまうことがとても多いのです。

とはいえ、痛いところに治療しているだけでは治らない場合も当然多いのでそんな場合は色々な理論に基づいた治療を行います。

例えば、膝が痛い時には痛みの原因になっている部位を特定します。
動かすと痛いのか、安静にしていても痛いのか。動かして痛む場合には、どのような動きで痛みが出るのか。痛みの原因になっている筋肉がどうすれば改善するのか。鍼なのかお灸なのかあるいは…。

上記の方法で治療をしても効果が出ない場合は他の方法を考えたり、あるいは他の理論を考えます。鍼灸治療には多くの理論があります。経絡治療や中医学、経筋、経絡テスト、YNSA、、、等々これらの理論から患者さんの症状により効果的な治療方法を探して治療します。

治療方法によって、治療部位も変わるので痛みのある場所周辺を治療することもあれば、痛む場所とは離れた場所に治療を行う場合もあります。

なので、一度の治療で症状が改善しない場合は次に受診したときにその旨を伝えることが大切です。遠慮せず、正直にお話ください笑。

笑顔の明日を作る場所
三重県鈴鹿市にある”はやさき鍼灸治療院”
℡:059-389-7241
mail:sugimoto@hayasaki.imfo