月別アーカイブ: 2018年3月

鍼灸治療ってどんな治療ですか?

暖かい日が続いています。
こんな時期は、寒暖差の影響で自律神経が乱れたことによる不定愁訴の患者さんが増えがちです。が、鈴鹿で開業してもうすぐ6年…この地域の方々の傾向に気がつきました笑。

ウォーキングをしている人が増える
田んぼで作業している人が増える
自転車でお出かけしている人が増える
草取り、花壇を触っている人が増える

冬の間は、サッパリ見かけなかった人影が増える増える(*´▽`*)。たぶん、外で活動する時間が長くなっているんでしょうね。特に驚かされるのは、ウォーキング人口の多いこと!65歳以上の殆どが歩いているのではないかと思っています ← 言い過ぎ??

そんな話で外来は盛り上がっているのですが、それはさておき…

今更ではありますが、鍼灸治療は膝や肩、腰など運動器疾患の痛みに対して大変効果があり、実際に科学的にも証明されています。(参考)特に、私自身が実際に治療していて「鍼灸すごいなー」と思うのは「痛い場所」に鍼やお灸をするだけで痛みが消失すること。治療をする上で、非常に重要だと思っているのは病態の把握といって、何故痛みが出ているのか、何が原因なのかということを把握することです。原因がわからなければどうやって治療をしたらいいのかもわからないからです。が、膝痛や腰痛などの痛みの治療の場合、痛いところに鍼やお灸をするだけで治ってしまうことがとても多いのです。

とはいえ、痛いところに治療しているだけでは治らない場合も当然多いのでそんな場合は色々な理論に基づいた治療を行います。

例えば、膝が痛い時には痛みの原因になっている部位を特定します。
動かすと痛いのか、安静にしていても痛いのか。動かして痛む場合には、どのような動きで痛みが出るのか。痛みの原因になっている筋肉がどうすれば改善するのか。鍼なのかお灸なのかあるいは…。

上記の方法で治療をしても効果が出ない場合は他の方法を考えたり、あるいは他の理論を考えます。鍼灸治療には多くの理論があります。経絡治療や中医学、経筋、経絡テスト、YNSA、、、等々これらの理論から患者さんの症状により効果的な治療方法を探して治療します。

治療方法によって、治療部位も変わるので痛みのある場所周辺を治療することもあれば、痛む場所とは離れた場所に治療を行う場合もあります。

なので、一度の治療で症状が改善しない場合は次に受診したときにその旨を伝えることが大切です。遠慮せず、正直にお話ください笑。

笑顔の明日を作る場所
三重県鈴鹿市にある”はやさき鍼灸治療院”
℡:059-389-7241
mail:sugimoto@hayasaki.imfo

よもぎ蒸しってどんな匂い…?

先日、初めてよもぎ蒸しを体験した患者さんが
「カレーっぽい」
と言っていたのがツボでした笑。

はやさき鍼灸治療院で扱っているよもぎ蒸しは、よもぎの他にも漢方成分を併せてご提供させていただいています。因みに、「カレーっぽい」香りの正体は「桂皮(けいひ)」ではないかと思います。桂皮というのは漢方の中でも比較的一般に良く知られていますが、その香りがシナモンによく似ていることからも有名です。(原料となる木の種類がシナモンとは異なりますが)

桂皮のシナモンのような少し刺激のあるスパイシーな香りが、カレーの香辛料に含まれるスパイシーさと似ていると感じたのでしょうね。確かに独特の香りですが、なんとも言えないいい匂いです。癒されるというか、温かいまろやかな香りです。

それにしても、寒暖差が激しく空気も乾燥しがちなこの季節。よもぎ蒸しにとっても適した気候です。元々は、私自身が子宮筋腫で悩んでいたために取り入れることになったよもぎ蒸しですが、婦人科疾患の他にも消化器官の不調(胃もたれや食欲不振、痔など)や自律神経の乱れからくるアレルギー症状などにも効果があるように感じています。

よもぎ蒸しをうける際の詳しい流れについてはこちら>>>

笑顔の明日を作る場所
三重県鈴鹿市にある”はやさき鍼灸治療院”
℡:059-389-7241
mail:sugimoto@hayasaki.info

2018年度もよろしくお願いします!

3月13日で、2017年度の小児はりセミナーが終了しました。引き続き、2018年度も月に1回のペースでやらせていただくことになります。

この2年間、後藤慶子先生に小児はりのセミナーを担当していただいたのですが2018年度からは私、杉本が担当することになりました(*´▽`*)♪治療院で小児はりのチビッコを施術することはありますが、サラダの国は3年ぶりなので皆様に会えるのを楽しみにしています。鍼灸治療、小児はり、東洋医学に興味のある方は是非遊びに来てくださいね!2018年度もよろしくお願い致します。

小児はりセミナーも前職から数えれば10年くらいのお付き合いになります。実は、”初”小児はりセミナーはサラダの国だったんですよ( *´艸`)。当時、お腹の中にいたうちの長女が今年で10歳になります。月日が経つのは早いですね。

笑顔の明日を作る場所
三重県鈴鹿市にある”はやさき鍼灸治療院”0
℡:059-389-7241
mail:sugimoto@hayasaki.info

おむつケーキを作る風景

写真は、妊娠中の患者さんにプレゼントしているおむつケーキたちです。空き時間を見つけて作成しています(*´▽`*)

この時期は毎年、逆子の問い合わせが多くなります。主に33週~35週くらいの妊婦さん達。逆子が治れば4月中旬か末かの出産くらい。通常、帝王切開になると出産予定日より早くに手術日が決まります。頭では何となくわかってはいても、具体的な手術や日にちの話をされると急に焦り始める妊婦さんが殆どです。

当院での逆子の改善率については以前もここで書きましたが、80%くらいになります。季節ごとのデータはとっていませんが、この時期は特に改善率が悪いように感じます。逆子かも、と思ったらなるべく早めにご相談ください。

逆子になるメカニズムはまだ解明されていません。このため、改善の為の明確な治療は存在していないのです。鍼灸治療では、主に下肢の血流を改善することで、子宮の張りを緩め胎児が動きやすい環境を整えるように治療をします。温める以外にも、妊婦さんの悪阻や肩こりなどの愁訴に対して治療をすることで心身ともにリラックスできるように施術しています。

笑顔の明日を作る場所
三重県鈴鹿市にある”はやさき鍼灸治療院”
℡059-389-7241
mail:sugimoto@hayasaki.info

 

健康な状態について考えたことありますか?

長年、治療をしている患者さんがいます。

来院当初は「これといってどうというわけではない」
と言うので(笑)、「メンテナンスを中心とした施術をしていきますね。」

ということで10年くらいの付き合いになっています。

これは、来院された患者さんによくあるのですが、「自分が健康かどうかわからない。」と言われる方がよくいます。上記の患者さんも、同じことを言っていました。

世界保健機構(WHO)によると「健康とは、病気でないとか、弱っていないということではなく、肉体的にも、精神的にも、そして社会的にも、すべてが満たされた状態にあること」と定義づけられています。

多くの人は自分自身の健康について考えた時、「病気でない」という点については意識して考えることができますが、それ以外については考えたことが無いのではないでしょうか。「病気ではないけれどなんかしんどい」そんな風に感じている方は「健康とはいえない」ということになりますね。みなさんはどうですか?「健康」ですか??

最初にお話した10年来の患者さんですが、昨日治療にみえて

「今なら、あの時の自分がどれだけしんどかったかってよくわかる。治療後も楽だけど、治療の間隔が開きすぎた時に久しぶりに治療をうけると更に自分の健康を感じる。」

と言っていました。今更ですか笑!と笑いあったのですが、患者さんが自身の健康について意識して考えてくれるようになったことが治療家としてとても嬉しかったです。

今日から3月ですね!
春一番なのか春の嵐なのか、外は強風で新しく書き換えた看板がガタガタいっています。ぐんと暖かくなったので、花粉症も心配ですが「なんかしんどい」を感じやすい季節に突入です!

なんかしんどい方、その感覚は間違っていないと思います。いつでも連絡お待ちしています。

 

笑顔の明日を作る場所
三重県鈴鹿市にある”はやさき鍼灸治療院”
℡059-389-7241
mail:sugimoto@hayasaki.info