暖かい日が続くと思うこと

急に暖かくなったここ数日ですが、来週また寒くなるとはいえ春の訪れを感じてしまいます。三寒四温と言いますしね。春に向けて季節が移り変わっていく様子を思わずにはいられません。

さて、「春の訪れ」というとなんだかワクワクするような素敵な響きですが、実は私はこの季節がとても苦手です( ;∀;)。花粉症だから、というわけではなく何かと調子が悪いことが多い季節なんです。そんな季節、みなさんにはありませんか?

春に調子が悪い私のこと
・肌の乾燥と痒み(主に目の周りなど顔に症状が出やすい)
・ものもらいができる
・足元がやたらと寒いのに対して肩首顔がほてる。
・ソワソワするのか忙しいのか気持ちが落ち着かない

いざ書き出してみるとそんなに沢山何かがあるわけではないような気もしますが、トータルすると本当に心身共に疲れる季節なんです(あくまでも私にとってですが)。こんな調子に加えて、子どもの入学やら入園やら気になることがあったりするので余計にしんどく感じる季節なんです。春に新しいこと始まるの、ほんとやめてほしい苦笑!

東洋医学的にこんな私の不調の原因について考えてみたので興味のある方はこの先も読んでもらえると嬉しいです。

前にもどこかで話したかと思いますが、春は「発生の季節」といわれています。このため、春の養生法としては…
「夜更かしをしても構わないが、朝は早く起きる。朝、庭をゆったりと散歩し、髪の結びをほぐして身体をのびのびと動かす。つまり、春に芽生えた万物と同じように、心身共に生き生きと陽気を発散させる。天地間の陽気を胸いっぱいに取り込み、体内の陽気を大事に育てる。これに背くと、春によく活動する肝気が傷む。」(まんが黄帝内経 医道の日本社より)
…春は全てのものが発生し芽生える時だからのびのびと過ごしなさいということです。のびのび過ごすことができない環境にいると(色々なことを考えすぎて家の中で悶々とすごしていたりすること)肝気(東洋医学では、肝は情志を主ると考えられています。つまり感情に深くかかわる部分)が傷つき不調が生じるということです。

「肝」は「目」と関連がつよい部分とされているので「目の周りの乾燥による痒み」や「ものもらい」は肝の失調で生じやすくなります。普段の私の生活が春の養生法に合っていないために出ている症状である可能性が伺えます。

今年の春こそのびのびと身体を動かして、上手く陽気を発散させたいです。何をしようか暖かくなるまでに考えておこうと思います笑。

笑顔の明日を作る場所
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