雨が降ったり、急に冷え込んだせいでお灸を使った治療を行うことが増えてきました。

お灸の出番が増えたということは、それだけ「冷え」に関連した症状が増えてきているということでもあります。「お灸の治療をしてください」と患者さんから言われることがありますが、「症状に合わせて、お灸が効果的であればお灸も使いますよ」とお話しています。

使用するお灸も様々で、症状や患者さんの好みに合わせて使い分けます。艾に直接火をつけるタイプのもの、艾を棒状に固めたタイプのもの…等々。写真は、「灸頭鍼」と呼ばれる方法で、鍼を刺した上にお灸を乗せています。艾が燃えた時のじわーっと温かさが広がる感覚が非常に心地よいのが特徴です。冷えているツボだけでなく、周辺の皮膚まで温まるのでこれからの季節は大変よく使う方法の一つです。

今日もとても寒いですね。朝から灸頭鍼もフル活用中です(笑)。

はやさき鍼灸治療院　杉本